省エネ住宅ってなに?
エネルギーが少なく済む住宅ってなんですか?
字づらをそのまま解釈すると、まるでガソリンか何かで動いていて燃費の良い住宅みたいな響です(笑)。
ここで使われる「エネルギー」というのは、各家庭の中で生活するために消費されるエネルギーのことを言います。
生活するために消費されているエネルギーのうち約30%が暖房に、約20%が給湯に消費されています。
地球温暖化や気候変動などの地球規模の課題解決に取り組むため、生活のために消費されるエネルギーが少なくすむ住宅を造ろうという国の取り組みで、略して「省エネ住宅」と呼ばれています。
冷暖房に消費するエネルギーを削減するためには、住宅の断熱性能を高くすることで外気の気温の影響が少なく、夏涼しく・冬暖かい住宅にすること。
また、冷暖房や給湯に用いる設備をよりエネルギー効率の良い設備を用いることで消費するエネルギー(一次エネルギーと言います)を抑制することができること、などを併せた施策が実施されています。
省エネ性能に関する2つの基準
1. 住まいの熱を快適にコントロールできること。
屋根・外壁・窓などの【断熱】性能に関する基準が設けられました。(外皮基準)
2. 住まいのエネルギーを賢く使えること。
冷暖房、換気、給湯、照明など住宅で使うエネルギー消費量に関する基準が設けられました。(一次エネルギー消費量基準)