セルロースファイバー断熱材「デコスファイバー」
デコスファイバーってどんな素材?
デコスファイバーの原料はセルロースファイバーという天然の木質繊維です。
このセルロースファイバーの中でも、デコスファイバーは新聞紙をリサイクル(再生)し天然成分由来のしかもエコな断熱材として生まれました。
何が良いの?
素材の特徴として、セルロースファイバーは1本1本の繊維の中に自然の空気胞が存在し、空気胞の中に蓄えられた空気によって熱や音を伝えにくいという性質を持っています。
また木質繊維特有の吸湿・放湿性により、空間の湿度を一定に保つ効果があります。
この性質が、人が暮らす空間にとって快適性を向上させる一助となっています。
他の断熱材とどう違うの?
デコスファイバーが他の断熱材の比べて良いところと劣っているところを一覧にいたしました。
▼ 内部充填断熱工法の場合の断熱材による比較
グラスファイバー |
良いところ: 価格が安く、広く普及している 燃えにくく防音効果が少しある。 悪いところ: 隙間(断熱欠損)が出来やすい、湿気に弱い |
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混ウール |
良いところ: 調湿効果があり、結露を防ぎやすい 防音効果が少しある 悪いところ: 価格が高い |
硬質ウレタンフォーム(吹付) |
良いところ: 断熱性に優れる 悪いところ: 価格が高い 燃えると有毒ガスが出る 長時間経過すると痩せてくる |
セルロースファイバー |
良いところ: 断熱性に優れる 調湿効果があり、結露を防ぎやすい 防音効果がある 難燃性で火災に強い 悪いところ: 価格が高い |
デコスファイバーが皆さまにお届けできるもの
断熱材は家が完成してしまえばもう目にすることもない影の働きモノです。
安心・安全性
デコスファイバーは火事に強い難燃性を持ち、有毒ガスを発生しません。
万が一の場合でも命を守る建材となります。
断熱性・健康性
断熱材のすき間が生じない施工が可能で、高い断熱性能を保有しています。
そのため居室間の温度差が小さくなり冬場のヒートショック対策として機能します。
またカビやダニの発生原因となる壁内結露を防ぐため
アトピーやぜんそく、アレルビーを未然に防ぎます。
防音性・吸音性
吸音性に優れており屋外からの騒音、室内から漏れる生活の音や子供達の声をやわらげます。
室内間仕切りに充填すればシアタールームや音楽室なども実現可能です。
省エネ・省CO2性
高い断熱性能により「ランニングコスト」を低減しています。
また新聞紙をリサイクルする製法により、CO2の排出が極めて少ない優れた断熱材です。
防カビ・防虫性
デコスファイバーにはホウ酸が含まれており、JIS規定の防カビ性をクリアしています。
またホウ酸は安心・安全なシロアリ防蟻材としても注目されています。